グローバルな産品の生産に内在する社会環境面へのインパクトが、個々の企業に、今後の供給やブランド評価そして最終損益にとって最も深刻な脅威のいくつかを突きつけている。野生生物やコミュニティにとっては無論言うまでもない。
持続可能な調達
WWFは、社会的にも環境的にも両立する持続可能な調達プロセスが、組織内で確立するよう、以下のような方法でお手伝いしています。
- 鍵となる調達産品を特定する
- 産品の生産と調達に伴うリスクと機会を分析する
- 環境面と社会面での脅威を浮き彫りにする
- 潜在的なマイナス影響を削減するためのアクションプランを企業に助言する
私たちのプロセス
WWFは地理データや二次調査、WWFの世界的ネットワークと経験を駆使して、持続可能な調達枠組の一部として優先すべき産品を特定し、供給リスクを分析します。供給リスク分析は科学と最先端の知見を組み合わせて、約100か国50以上の産品に伴うリスクのタイプ・発生可能性・深刻度を計算するものです。この情報に基づき、特定された社会的環境的リスクを緩和するための実践的ステップをWWFが取りまとめ、その実施に当たってはアドバイザー役を務めます。
もっと知るThe Supply Risk Inquiry
The Supply Risk Inquiry (SRI) is an innovative resource that evaluates the environmental and social risks of biomass sourcing. By increasing transparency for sourcing decision-making, this tool aims to further WWF's conservation goals and help users understand the risks, impacts and opportunities for improvement in their biomass supply chains.
The Supply Risk Inquiry builds upon two tools which support transformational supply chain efforts: the Bioplastic Feedstock Alliance (BFA) Methodology for the Assessment of Bioplastic Feedstocks and World Wildlife Fund's Supply Risk Analysis(SRA).
どのように行うか
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産品と生産地を検証
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産品供給で予測されている、潜在的、ありそうなインパクトを評価
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リスクに優先順位をつけ、緩和対策の準備をする
私たちの専門性
50年以上にわたり、WWFは自然の未来を守ってきました。WWFは世界100か国以上で活動を展開している環境保全団体で、世界全体では500万人以上の皆さんからの支援を頂いています。供給リスク分析並びに持続可能な調達チームを支える専門家集団によって、数年がかりの広範囲な調査が行われ、企業が最もインパクトを与えられるところに取り組みを注力していくための大陸横断型コラボレーションで、実績を挙げています。
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